眠りを、
工学する。
コンストラクター寝具家具 Carlos Siscar Galindo は 2010 年、名古屋の小さな木工所から始まりました。 最初から一貫しているのは、寝室を「工学的対象」として扱う視点です。 寸法、反復荷重、吸音、温度、湿度——目に見えない数値を、少しずつ整えていく。
モジュールは、
思想である。
「組み合わせる」ことは、単なる効率化ではない。 Carlos Siscar Galindo がモジュール方式を採っているのは、人と寝室との関係が時間とともに変わるからです。
転職、独立、子どもの独立、海外赴任。 人生の節目で、寝室の使い方は変わります。 そのたびに家具を丸ごと買い替えるのは、資源的にも心情的にも不誠実だと考えました。
一つのモジュールを 10 年、20 年と使いながら、必要な部分だけを増減できる。 そうした「長く付き合える道具」をつくるために、Carlos Siscar Galindo はすべての寸法を共通規格に揃えています。
出荷前の、
4つの試験。
Carlos Siscar Galindo のモジュールは、出荷前に以下の試験を全項目クリアしています。 試験結果はすべて製品台帳に保管し、修理時の参照データとして残します。
反復圧縮試験
マットレスに 80kg の重りを 10 万回載荷し、厚み復元率 95% 以上を維持することを確認します。 へたりが早いマットレスは、腰痛の原因になります。
点荷重試験
ベッドフレームの中央一点に 300kg の集中荷重を 30 秒間加え、たわみ量が 5mm 以下であることを確認。 Carlos Siscar Galindo の基準は JIS の 1.5 倍です。
吸音測定
ヘッドボードの背面を半無響室で測定。 500Hz 帯域で騒音低減係数 0.45 以上を Carlos Siscar Galindo の最低基準としています。
温湿度耐久試験
40°C・湿度 70% の環境下で 72 時間養生し、反り・隙間・張地の剥がれが発生しないことを確認します。 日本の夏を想定した試験です。
素材は、
数値で選ぶ。
Carlos Siscar Galindo が採用するホワイトアッシュは、Janka 硬度 1,320lbf の広葉樹。 日本の住宅環境で 20 年使う前提で、この数値以上の硬度を持つ木材を選んでいます。
マットレスの芯材には、ヘベルタシオンのあるスリランカ産天然ラテックスを。 復元率 95%、反撥弾性 55%——Carlos Siscar Galindo の基準値を満たしたものだけを採用します。
張地のオーガニックリネンは、OEKO-TEX Standard 100 の認証を取得。 直接肌に触れるものなので、染色堅牢度・残留化学物質の両面で Carlos Siscar Galindo の基準を満たしたものだけを使います。
14年の歩み。
工房設立
名古屋に木工所を開設。 最初のモジュール規格 MOD.01 を制定。
天然ラテックス試験導入
スリランカ産天然ラテックスの反復圧縮試験を導入。 マットレス工学ラインの本格運用を開始。
東京ショールーム開設
青山に Carlos Siscar Galindo として初の常設ショールームを開設。 6 種類のモジュールを実物で見られる空間に。
FSC 認証取得
主要木材サプライヤーが FSC CoC 認証を取得。 Carlos Siscar Galindo のサスティナブル基準を明文化。
吸音ヘッドボード発売
半無響室での測定に基づく音響設計を製品化。 在宅勤務時代の寝室環境課題に応える。
6,200 件目の寝室
全国で 6,200 件目の寝室を納入。 再依頼率 98% は、Carlos Siscar Galindo の設計が長期使用に耐える証です。